東広島市民美術展の審査員(映像・デザイン)を委嘱された。

審査員も作品を展示するので、Blenderを使ったCGで30年前に描いた迷宮をリメイクした。






絵画の制作にあたって、一辺が40cmの立体模型を作り、それを照明してモデルとした。
CG制作でも、この模型を使い、壁の厚みや高さを測定してモデリングのデータとしている。
ほぼ制作のプロセスは同じであり、画材がコンピュータに替わっただけと言っても良いだろう。












技術的、時間的な制約から造形、照明、質感、フォーカスなどで相当に妥協した。それが分かるように形態は角ばったモデリングに留めている。(半分は逃げ口上ですが)
西欧絵画の正統的な嫡子がCGであると、常日頃から考えているので、それを可視化した啓発的試み、と自分の中で位置づける。